取り扱いサプリメント
私は30代からその歳に応じて必要なサプリメントを摂取してきました。
今の元気の源です。
日常の食事では必須栄養素は到底補えるものでは無いと、志しが同じ先生方と学んできました。
血液検査で数値を良好にする事ができることを都度確認してまいりました。
内科の先生に何飲んでるの?と、聞かれた事もあります。
自ら愛用して、良いものだけを当院に導入しています。
関心がある方はお声かけください。
- 院長 -
【アルベックス】 https://www.doctor-ex.co.jp/products/detail.php?product_id=93
【プラズマローゲン】 https://bandscorp-medical.jp/plasmalogen/
【ビタミックス】 https://www.mssco.jp/consumer/supplement/22/
【アスタリール】 https://astareal.com/what_we_do/
【プラセンタOP】 https://opmr.jp/item.html https://utp.co.jp/placenta
以下は興味がある方だけお読みください。笑
一般社団法人オーソモレキュラー主催の研修講師養成講座での「医療用サプリメントと市販品との違い」について、新宿溝口クリニックの栄養チーフカウンセラー、定真理子先生のお話をご紹介します。
医療用サプリメントは市販品とどう違うのか
医療用サプリメントはどこがどういいのか
市販品はたくさん種類があるけど、効果のあるサプリメントは、どうやって選んだらいいのか
【製造目的】
医療用サプリメントは、症状改善、病態の改善を目的として開発されています。
そのため、医療用サプリメントの原材料成分は高品質が求められます。
さらに成分配合量も市販品とは格段の差があり、一桁、二桁違うということも少なくありません。
品質、成分含有量、添加物が良質です。
たとえば「ヘム鉄」を例にとりましょう。
医療用サプリメントのヘム鉄は、吸収率の高いヘム鉄を使用しています。
ヘム鉄の原料であるヘム鉄パウダーは非常に高価です。
そのため、ヘム鉄サプリメントはどうしても高額になってしまいます。
それでは、市販のヘム鉄サプリはどうしてリーズナブルなのでしょう?
【添加物】
市販サプリメントの裏ラベルを見てみましょう。
成分表示には、原材料が多く含まれるものから表記されています。
一番初めに糖質、添加物が記載されてはいないでしょうか?
このような場合は、目的とする栄養素よりも添加物を多く摂取してしまう可能性があります。
ヘム鉄なのに、非ヘム鉄?
さらには、ヘム鉄ではない、クエン酸第一鉄、ピロリン酸鉄などの、非ヘム鉄が表記されてはいませんか?
ヘム鉄量ではなく、ヘム鉄パウダーの量?
ヘム鉄が使われていたとしても、含有量はごくわずかだったりする場合もあります。
成分表示にヘム鉄と表記されていたとしても、記載されているのはヘム鉄量ではなく、ヘム鉄パウダーの量を記載している場合があるのです。
へム鉄パウダーに含まれるヘム鉄濃度は1-2%ですから、この場合、純粋なヘム鉄量は非常に少なくなってしまいます。
しかし、ラベルを見ただけでは、そこまで把握することはできないでしょう。
一方、医療用サプリメントのヘム鉄は、ヘム鉄の純粋な最終含有量を記載していますので、明確で安心です。
【製造工程でのさまざまな気遣い】
もう一つ重要なのは、両者の製造工程の違いです。
医療用サプリメントは、GMP規格という、医薬品を製造するための、厳しい工業規格を厳守して製造されています。
一方、市販品は食品扱いであり、食品工場で製造されます。
医療用サプリメントは、成分や栄養素を壊さないよう、低温乾燥を行って製造しています。
一方、市販品は一般に、高温で一気に乾燥させるため、高温に弱い栄養素は壊れてしまう可能性があります。
さらに、医療用サプリメントは、最終完成品にすべての成分が、均質に含有されていなくてはなりません。
このため、完成品に表示量が入るように、あらかじめ原材料は多めに用意されています。
さらに、完成品の成分が均一になるよう、造粒機を用いて、粒子を舞わせて吹きかける方法を取るなど、さまざまな工夫がなされています。
【消化吸収のしやすさ】
医療用サプリメントは、37度の水で30分以内に崩壊するように製造されています。
しかし、市販品の中には崩壊しないものがあることもわかっています。
2008年に国民生活センターが行った、市販サプリメント(コンドロイチン、グルコサミン)の胃の中での溶けやすさに関するテストでは、18銘柄中9銘柄は崩壊しなかったとの結果が出ています。
せっかくサプリメントをとっても、消化吸収されないのでは、意味がありません。
サプリメントの選択には注意が必要です。
【効果を最大限に生かす工夫】
サプリメントの配合内容から見てみましょう。
医療用サプリメントは、相乗効果の高い成分を配合して、吸収率を高め、効果を最大限に生かせるような工夫がなされています。
たとえば、ヘム鉄の場合、市販品の中には、鉄の吸収を助けるビタミンCを加えているものが多くみうけられます。
しかし、鉄の吸収のためには、銅、マンガン、亜鉛などの他のミネラルが必要です。
医療用サプリメントには、これらのミネラルを配合し、体内での鉄の働きを、最大限に引き出す工夫がなされています。
また、ビタミンE,AやEPA、CoQ10といった、脂溶性の栄養素は、医療用の場合、ミセルタイプに製品化されています。
ミセルとは、乳化させることです。
水に溶けやすくなるため、体内で消化吸収されやすくなるのです。
お年を召した方、胃腸の弱い方、油ものを食べると胃がもたれるなど、油の吸収が低下しているような方には、ミセルタイプがおすすめです。
このように、医療用サプリメントは、体内で最も効率的に働くように作られているのです。
【医療用サプリメントと市販品の違いを実感したできごと】
医療用サプリメントを飲み始めてしばらくすると、
「なんだか体調が変わった気がする」
「なんだか、よくなっているような気がする」
「化粧ののりが違ってきた」
など、早期に体調の変化や、効果を実感される方が多いように感じます。
医療用サプリメントと市販品の違いを実感するできごとがありました。
ある患者さまが、医療用サプリメントを服用して症状が改善し、喜んでおられました。
ところがしばらくして、通院されなくなってしまったのです。
気になっていたところ、症状が悪化したと言って来院されました。
通院されていなかった間、市販品を飲んでおられたのだそうです。
「病院で出ているサプリメントも、市販品も、もしかすると、同じなんじゃないかって思ったんです。同じだったら、市販品はお得だよなぁって思ってしまって…。 でも、市販品は病院のサプリとは全然違っていました。今回、その違いがとてもよくわかりました」
と仰っていました。
医療用サプリメントを再開したところ、体調は再び改善したのです。
【市販サプリメントを選ぶとき】
医療用サプリメントと市販品との違いについて、お話ししてきました。
注意していただきたいのですが、市販のサプリメントが、すべてだめなわけではありません。
市販のサプリメントをずっと飲み続けていて、とても体調がよくて、気に入っていると言われる方もいらっしゃいます。
そのような方は、飲み続けていただいたらいいと思います。
問題なのは、サプリメントがいいかどうか疑問に思いながらも、やめることもできなくて、だらだら続けてしまうことかもしれません。
体調がすぐれない場合は、病院で診察や血液検査を受け、サプリメントについて相談していただいたほうがいいかもしれません。
市販のサプリメントのなかには、栄養素がごく少量しか含まれておらず、含有物の多くが添加物や糖質である場合もあります。
サプリメントを購入する際には、裏ラベルを見て、原材料の確認を忘れないようにしましょう。